ルル・ゲンスブールのライブへ行ってきました

ルル・ゲンスブールのライブ@ビルボード東京に行ってきました。

ピアノ・キーボードのギャリー・ジョルジェット、サックス・フルートのスタン・ハリスンは
1980年代セルジュのツアーメンバー。
アメリカレコーディングの『You’re Under Arrest』(囚われ者)、シャルロットとのデュエット『レモン・インセント』も収録されてる『Love on the Beat』(ラブ・オン・ザ・ビート)にも参加。

ラヴ・オン・ザ・ビート

囚われ者(紙ジャケット仕様)

パリのライブハウス「Zénith」でのPetit Luluが…

こんなに大きくなりました!
2178/10162″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

ライブの後にまさかのサイン会があり、そのときに2ショットがOKだったんです。

ふわふわくるくるロン毛に中折れ帽子に髭の生え方…
ビジュアルは、「兄」と慕うジョニー・デップまんまですね。。。

ヴァネッサ姉さんとジョニー・デップの『Ballade de Melody Nelson』もルルくんのアルバムに収録されていましたが、彼らの子供の名前リリー・ローズ・メロディはこのメロディ・ネルソンからつけられたというのは有名なお話で。

やさぐれ度合いを微塵も感じさせない、高くて綺麗な声のルル君。
歌声はやや小さく、ウィスパーボイスなので女性ボーカル曲のカバーの方が、個人的にしっくり来た。

アンコールはサエキけんぞうさんと一緒に「クーラ・カフェ」。
ラスト「コーヒー色 コーヒー色が 好き」と日本語で歌うのですが、そのときが一番歌声に張りがあったような…

バンブーの血が濃い、とはやっぱり思ったけど、5歳のときにセルジュを亡くしているのだし
嗜好も、影響を受けるものも、父親以外の要素が大きいのだから
セルジュを重ねて見るのは些か残酷なように思えてしまった…
同時に彼は父親の偉大さをプレッシャーに感じずに生きる逞しさもあるような。

そんなルル君、まだまだ20代。
ものすごーく爽やかで、女遊びの匂いがしなかったけど、
これからどんどん悪い男に仕立て上げられるのを心なしか楽しみにしているノリコさんでした。

オヤスミナサイ!

2178/10163″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

フロム・ゲンスブール・トゥ・ルル